夜明けと共に

何が見えた?

声のない女の子

※注意※
絵本感覚で読んでください。
ハッピーエンドにしようとしてどこで間違ったのかバッドエンドになりました。
一つ目が書いたやつ(バッドエンド)、二つ目が書こうとしていたハッピーエンドです。

それを理解した上でどうぞ。







あるところに、声のない女の子がいました。

声がないので、誰とも話せないさみしい毎日がつづきました。

女の子は一人ぼっちで、お父さんもお母さんも、姉妹や兄弟だっていません。

ずっと一人ぼっちの女の子をかわいそうに思ったのか、ある日かみさまが声をくれました。

女の子はよろこびました。

そして、まわりの草や木に話しかけ始めました。

へんじがなくても女の子はまんぞくでした。


とてもとてもしあわせでした。
本当に本当にしあわせでした。


ところが、女の子はあることに気づきました。

こんな森の中に話し相手なんていないこと。

女の子は、さいごのさいごまでひとりぼっちでした。




















あるところに、声のない女の子がいました。

声がないので、誰とも話せないさみしい毎日がつづきました。

女の子は一人ぼっちで、お父さんもお母さんも、姉妹や兄弟だっていません。

ずっと一人ぼっちの女の子をかわいそうに思ったのか、ある日かみさまが声をくれました。

女の子はよろこびました。

そして、まわりの草や木に話しかけ始めました。

へんじがなくても女の子はまんぞくでした。


とてもとてもしあわせでした。
本当に本当にしあわせでした。


ところが、女の子はあることに気づきました。

こんな森の中に話し相手なんていないこと。

女の子はとてもとてもさみしくなりました。

やっぱり一人ぼっちなのかな、とかなしくなった時です。

ある男の子がきました。まいごになってしまい、ないていました。

女の子ははじめてのはなし相手によろこびました。

この森から男の子が出て行くとき、男の子が言いました。




“おしえてくれてありがとう。またくるね”




女の子にはじめて友だちができた、しあわせなじかんでした。