夜明けと共に

何が見えた?

思い付き文章

不登校の独白

とある女の子 何も聞きたくない。騒ぐな。五月蝿い。こんな所、居たくない。どうせあたしの事なんて何一つ知らない癖に。 ああ、死にたい。死ぬ時の痛みとかが嫌で死ねないけど。安楽死の方法なんて、検索しても引っ掛からないし。寧ろ自殺は駄目とか、そん…

くらくら

暗くて、明るくて、暖かくて、寒い部屋。 何かがいた。 ❝それ❞を見た途端、冷たい温かい寂しい幸せな辛い、おかしな感情が湧き上がった。 頭がぐちゃぐちゃになって、どうしていいかわからなくなって。 「ああああああああああああああああああああああああ…

こんな子の話を書きたい

その子は、異端だった。別に、おかしな行動を取る、とか、感情が見えない、とか、そういった、わかりやすい類いの物ではなく。笑いもすれば泣きもする。普通だ。けれど、異端。簡単に言えば、関心がない。関心がない物の1つや2つ、誰にでもあるだろう。け…

カタン

からからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからからか…

逃げること

別に逃げたっていい。 苦しい事に立ち向かう事が偉いって訳じゃない。 どうしても辛いなら逃げても構わない。 次に備えて回復してればいい。 そんな中で立ち向かえ立ち向かえとせっつくな。 逃げたっていいじゃないか、少しくらい。

ぽんぽん

とんとん たんたん ぱんぱん かんかん こんこん ぱちぱち てんてん くるくる かちかち こちこち ぽふぽふ もんもん ぱったん

堕天使

天使は天使じゃなくなった。 欲に溺れて神に歯向かったから。 天使は天使じゃなくなった。 自分が神になりたくなったから。 天使は天使じゃなくなった。 悪者天使になっちゃった。

壊れてるって?

なぁ。 おかしいって事はわかってる。 壊れてるなんてわかってる。 狂ってる。 だけど、どうしようも無いんだ。 頼むから。 どうしようも無いほどに、他人の表情が恐怖で染まるのが、面白いんだ。 恐怖に怯える姿が、綺麗だと思う。 恐怖に見開かれるその瞳…

声のない女の子

※注意※ 絵本感覚で読んでください。 ハッピーエンドにしようとしてどこで間違ったのかバッドエンドになりました。 一つ目が書いたやつ(バッドエンド)、二つ目が書こうとしていたハッピーエンドです。それを理解した上でどうぞ。 あるところに、声のない女の…

不死身と夢

面倒だ。なぜ人は夢を見るんだ。ああ、面倒くさい。眠れば死ぬし起きてても嫌な物ばかりだ。 あまりにも現実的な「自分が死ぬ」夢。縁起のいい夢だなんて言われてるが、当の本人からすれば邪魔なだけ。 「夢ってな、リアルすぎると数日どっちが現実だかわか…

私は

私はあなたを××です。 私はあなたに××を抱きます。 私はあなたを×したいとさえ思った事もあり。 故に私はあなたを××です。 あなたは私を××××?

言ってみる

黙れ話しかけるな声をかけるな触れるなやめろ見るな関わるな消えろ!!

夢は夢であるから夢なので夢が叶ったらその時点で夢は現実現実は夢では無いため、夢は夢ではなくなる「夢は持ち続けるべきだ」誰かが言った「夢は叶える物だ」誰かが言った「夢はそんなに幾つも持つものじゃない」誰かが言った 貴方なら、どうする?

嘘と戦争と

人は必ず嘘をつく。それは自分を守るためだったり、他人を思っての嘘だったり。だけど嘘は嘘で変わりない。誰も許されない。皆嘘に塗り固められた鎧を少なからず身に着けて。小さな小さな戦争始めるんだ。 「あの人実は」 「あれってこう思わない?」 「最近…

崩れる

ガラ、と大きな音が聞こえた。それとほぼ同時に目前の建物が崩壊し始めた。 原因はつい先程起こった地震らしい。恐らく、建物が古かったがために耐え切れなかったのだろう。 周りの人は何だか焦って騒いでいる。五月蝿い。 僕は建物の前まで歩き、自分の住み…

壊れる

ばりばりぱらぱらばきばきざくざく元の形もわからないびりびりじょきじょきがりがりぐさぐさ全部消ーえた

我慢と我儘

ある所に二人の姉妹がいました。 妹は美しく、しかし姉は美しいとは言えない顔立ちでした。 二人が赤子の頃は良かったのですが、時が経つにつれて少しずつ、少しずつ、美しい妹を贔屓するようになっていきました。 始めの方こそ「私はお姉ちゃんだから」と言…

恋愛

恋愛って何だろう。恋をしたことがないって言ったら嘘つきなんだって。本当なのに。嘘つき呼ばわりされるのが怖くて、嘘をついた。「好きな人? ××かな」嘘つき。好きでもない癖に。 嘘つきと呼ばれるのが怖くて、本当に嘘つきになった嘘つきの話。

ある不登校者の言い訳

俺が他人の視線を気にするようになったのはいつからか。覚えてない。ある日「他人って何を考えてるかわかんないよな」と思った。ただ、それだけ。 なのに次の日から急に怖くなったんだ。友人との会話の途中で相手を不快にさせてないか不安になって。帰り道に…

溺れる

今日も学校明日も学校。つまらない。誰かに何か言われてないかが気になって居心地の悪い教室で席に着く。 今日は放送朝礼だ。校長の話は長くて気が滅入る。 いつも通り担任が来て、朝礼が始まり、放送が鳴り出した。 「じゃあ今から放送朝礼だから机を綺麗に…

深い深い森の奥。 森は深くて夜は完全に闇に包まれる。 その奥に、何か見えたとしよう。 小さく、そして眩い光が。 人によっては見えるものは色々で。 君は光の下へ足を運ぶ。 徐々に大きくなる光に君は手を翳し、影を作った。 そこに目を凝らした君に《ソレ…

いじめ

いじめ。いじめは苛められる方が悪いという。 何故? それはただの言い訳じゃないのか? いじめられる方に問題がある? それは《いじめる理由》でしかない。 それを直したところでいじめは終らない。 《いじめる理由》として使っているだけだから。 彼らの言…

たとえば

全ての人間の心がわかるようになったとしよう そうなったらどうなる? 私にはわからない 今と変わるかもしれない 変わらないかもしれないだけど あえて言うなら変わらないと思う今まで傷つくのが怖くて顔色を窺っていた人も 他人の嫌がる事をしてきた人もど…

自己中

人は他人を自己中心的だと言う あるいは自分を自己中心的だと言う 自己中心的じゃない人間なんていないのに何事に関しても、見方を変えれば自分勝手の自己中なのに人間はどうしてこんな言葉を生み出したんだろう、なんて

人間

信じたいものを「信じている」と言い、 心のどこかでは信じていない。 信じたくないものを「信じていない」と言い、 心のどこかで信じている。 これが連鎖し、 嘘となる。 故に人間は、 嘘つきだ。 嘘という大罪を犯す者の名 それは__